本日の介護ブログ『失禁と汚染』

本日の介護ブログ『失禁と汚染』

失禁と汚染の考え方は色々あるけれど

★『失禁』人を中心
★『汚染』物を中心

★『失禁』原因
★『汚染』結果

本来の記録の書き方としては『尿失禁のためズボンに汚染あり』と書くのが良いとも言われています。

介護記録によく『失禁』と書かれているのを目にしますが、簡単に『失禁あり』と書くのではなく、なぜ失禁をしてしまったのかその原因はさまざまなので、それも考えながらその人にあった排泄誘導や介助ができるといいですね。

★腹圧性尿失禁  
★切迫性尿失禁
★溢流性(いつりゅうせい)尿失禁
★機能性尿失禁

『腹圧性尿失禁 』
急に立ち上がった時や重い荷物を持ち上げた時、咳やくしゃみ笑った時など、お腹に力が入ったときに尿がもれてしまうのが腹圧性尿失禁です。最大の原因は、出産によって尿道周囲の靱帯や筋肉がゆるむことや、出産を通して腹圧で尿を絞り出す癖がつくことにあると言われ『腹圧性尿失禁』の多くは出産経験者です。

『切迫性尿失禁』
尿意を感じてからトイレに行くまで間に合わずにもらしてしまうタイプの尿失禁です。
急に尿がしたくなり、トイレにかけ込むようなことが起こるため、外出や乗り物に乗っている時に不安だと悩まれている方が多いようです。
男性では前立腺肥大症も切迫性尿失禁の原因になりやすいとも言われています。

『溢流性(いつりゅうせい)尿失禁』
排尿がうまくできないために膀胱容量いっぱいまでおしっこがたまり、チョロチョロと少量しか出ないタイプの尿失禁。
尿意がはっきりせず、腹圧をかけないと尿が出ない、残尿感がある、などの症状がみられます。
排尿障害を起こす代表的な疾患は、前立腺肥大症です。溢流性尿失禁は男性に多くみられます。

『機能性尿失禁』
排尿機能は正常にもかかわらず、身体運動機能の低下や認知症が原因でおこる尿失禁です。例えば、歩行障害のためにトイレまで間に合わなかったり、認知症のためにトイレで排尿できないなどです。